最近目覚ましい発展を遂げる街、西中洲の鮨てとて。
とてもシックな店構えで一見さんだと少し敷居が高いかなーと感じることでしょう。
でも暖簾をくぐるとそこにはシャイで口ベタなイケメン大将がいらっしゃいます。
正直、チャキチャキはしてません。どちらかと言うと内気な美容師さん風。
距離の取り方が難しいですが、良い人オーラはバリバリ出てます。
でね、この大将良い仕事してますよ。
とても丁寧に仕込みから盛付けまでかなり細心の注意を払いながら仕事してると見ました。
今回のコースは
付け出し、お造り三点、ワタリガニ、茶碗蒸し、お寿司6点。
特に感心したのがワタリガニの身をほぐしたお椀。
蟹の身をほぐしたモノって細かな殻が混ざってしまい易いからそれを取り除く手間って大変だと思うんですよ。
あと、素材が良いから蟹臭さがちゃんと抑えられてます。
肝心のお寿司も、大将の主張と素材のバランスがお寿司別に取れていて、これは手を掛けた寿司、コレは素材で勝負って感じで供されます。
とても美味しくいただきました。
少し残念なのは仲居さん。
あなたが明るくシャキシャキしないと大将とバランスがとれましぇん!
西中洲で10年頑張ってるステキな不思議なお寿司屋さんでした。
評価:また行きたいな