数年前、松坂出張中の出来事でした。その日は用件は一件訪問のみ。
電車で来てたし、お腹空いたしで
「そうだ松坂牛ステーキを食べながらフルボディの赤ワインを飲もう!」と思い立ち、松坂市内をウロウロ。
すると立派な店構えのステーキハウスが見えて来ました。店名がローマ字表記だったのと、暑くて死にそうだったのと、別に店は何処でも良かったのとで、店名を認識せずに入店。
メニューの英語表記に気合が入ってます。団体旅行向けの店なのかなー?とか思いつつ、お高いが量少な目のテンダーロインDX150グラム、14,000円位を赤ワインと供に注文。
こんな高級店にお客さんと来たら大変な事になるけど、1人なら多少高くても自腹で問題なし。 勤務時間中と言うことは大問題!
大問題にならないように午後半休にしました。どうせ有給休暇余ってるし。
広めのテーブル席にひとり。
広い店内にひとり。
寂しさが募ります。
オーダーして間もなくスープが出て来ました。スープって意外とお腹が膨れますよね。それなのに少食なのに全部飲んでしもーた。
さあそしていよいよ本格松坂牛の登場です。
焼き加減は注文通りのレア。
オーダー時にソースは掛けないようしてもらい塩胡椒のみの味付け。
さあ、どうなんだ本場で食べる松坂牛?
ひと口目第一印象はクドいな、、。でした。
もう少し脂身はさっぱりと感じるかなと思った以上にアブラギッシュ!
150グラムを食べきれるかが心配になりました。
結果的に残しました。
松坂牛はにゃこ丸には分不相応だと理解しました。さようなら松坂牛、、。
でも、アブラギッシュではあったけど、決して不味い訳ではないのでそこの所は誤解なきよう。 スープを全て飲んでしまった事が大きな敗因ですね。
お勘定をお願いしたときに初めてお店の名前を知りました。
「三松」
松坂市内でも屈指の高級店のあの三松さん。
そうでしたか、知らずに入店してしまい申し訳ない気持ちになりました。
この日の一番の疑問点はステーキそのものではなく、三松さんの支払いに対するスタンスです。
三松さん、なんとクレジットカードが使えないんです。会員制でもないのに。
財布にお金少なかったんですが、カードが使えないかもなどと微塵も疑わず入店したにゃこ丸も大概ですが、英文メニューに力を入れているって事は外国人のお客さんも沢山来るはずですよね。
そんな事も知ろうはずのない外国人家族が来たらどうすんの?
家族4人で来ちゃったら10万円近く行く訳です。外国人ってキャッシュは余り持ち歩かないはず。
そんな時はどうしてるんだろ。
まさか、若い娘を置いて行け!とか言うのではあるまいか?
現金不足のにゃこ丸は歩いで10分の信用金庫を教えて貰って、灼熱地獄の中トボトボと20分かけて往復しましたよ。
今はどうなんでしょ?
評価:5値段が値段なんでと、やはりカード問題。