場所は建仁寺の南側にあります。
立派な建物は昭和初期の数寄屋造だとか。
お邪魔したのは平日の13時過ぎ。
京都出張で時間が空いたので急に思い立ち名店のランチを目指しました。
予約なしでしたがなんとかカウター席に通して頂きメニューの説明を軽く受けて注文。
締めにかき揚げ丼がつくベーシックなコースです。正直最後まで食べきれるのか?ゴールできるのか?とても心配な船出でした。
ちなみに、圓堂さんの周りの評価は良かったり悪かったりでよく分からん。
最初に聞いたのは四年前の正月の評価。
その時の素晴らしい評価は次のよう。
例えば稚鮎の天ぷらは胸ビレが左右に広がった状態のまま、サクサクに揚げられてるとか。
そんなん実物見たいやないかー食べたやないかー。
その他も衣少なめのサクサク天麩羅で非常に満足したとか、、。
で、翌年の正月は一転ダメダメ評価。
ネタに衣がガッツリ纏い過ぎてなんの素材なのか判別し辛くかつサクサクでなくフカフカ?
万札飛ぶのにそれはないわー。
その評価が三年続き、ああもう圓堂さん終わったのかなーと諦めかけてました。
でも、正月だし弟子みたいな料理人が揚げてるかもしれないし(そうであっても問題ですが)と考え、ランチで良いから一度食べて判断しようとお邪魔出来るスキを伺ってて、その出張と相成った訳です。
通されたのは一見さん中心らしきカジュアルなカウター。板前さんはベテランの域に達しそうなキリッとしたイケメン。
そのイケメンの脇で少し頼りなさげな見習い青年。
青年よ、よもや正月だけ君が揚げてないだろーな?とか妄想しつつ、コーススタート。
内容前半から中盤は季節感を出したオーソドックスな天麩羅。とても美味しい。素材も申し分なく揚げかたも衣に少なめのサクサク。イケメン板さんとの真剣勝負の様相を呈す雰囲気。
お酒はビールから京都の辛口地酒へ。
いやいや、呑むんかい!?
後半は圓堂オリジナルネタ物、海老詰め椎茸へと変遷。
中盤までは大満足!
後半のオリジナル天麩羅は口に合わず。
イケメン板さんが「当店人気のオリジナル海老詰め椎茸です」と囁かれたが、普通が良いなー。最後に海老詰め椎茸は重いです。
締めのかき揚げ天丼はまさに苦行。
まあ、にゃこ丸がお酒飲まなければ良いにね。
お店の雰囲気はスタッフも含め名店のプライドを持って接して頂けます。
不満は感じなく気持ちよく過ごせます。
お代はお酒サービス料税込で9千円程度。
これでにゃこ丸としての圓堂評価が固まったわけですね。
でも、知人の正月3年の経験はなんだったのか?店を間違えた?訳がない。
あ、でもいまや圓堂グループは八坂界隈に沢山系列店があるので、キッチリ調べて行って下さい。
評価:誰にでもにおススメ出来る。また行くかは他の名店天麩羅を食べ比べた後の判断ですね。
でも正月は行かないかな