サラリーマンとしてそろそろ街も恋しくなってきたりしていて、冒険と日常の丁度良いバランスです。
最後の朝テントから顔を出すと、川は川面が見えないくらいは朝靄で覆い尽くされてます。
テントの周りも数メートル先しか見えない状態。
そんな中で前夜の焚火の後から残り火を掘り返して炭を足してあげる。ほっといても30分もすると軽く煮炊き出来る位に復活するんですよ。
炭とは別にガスコンロに火を付けてお湯を沸かしてコーヒーを頂きます。
お日様はまだ山向こうなので結構寒い。
コーヒーに香り付けのスコッチを数滴垂らして、チョコレートを齧りながらガバダウトチェアに座って、炭火が少しずつ大きくなるを眺めてると無心になれます。
なんとも言えない贅沢なひと時。
ちなみにこれを焚火でやるとバタバタしちゃうんです。温度が上がるまで煙が出たり、消えかけたり、、、。
焚火って落ち着くまでは幼稚園児みたいなものですから。
朝は炭火がおススメです。
最終日は車を置いてある高瀬沈下橋までの短距離ツアー。
長ーい帰路もあるので午前中に上陸して昼ご飯も食べずに撤収の予定。
よってこの朝ごはんが今回の四万十川ツアーの最後の食事です。
車の運転もあるのでビールはガマン。
キノコうどんで朝ごはん。
今日も美味しいぞ!
高瀬川まではあまりゆっくりも出来ないので疲れない程度にパドルを動かす。
もちろん動いているので鳥達は随分遠くから騒ぎ出し飛び立っていく。
鳥さん達よ、余はちと寂しいぞよ。
遠くに少し他の人沈下橋より高さのある高瀬沈下橋が見えて来ました。
いよいよ念願だった四万十川カヌーツアーもお終いが近付いてます。
流れの弱い浅瀬に乗り上げてカヌーを降ります。緊張感が解けて足元が少し覚束ない。
ここは最終地点である高瀬沈下橋の袂の河原です。これからカヌーをバラし撤収です。
車はすぐ近くにあるので帰りは安心。
カヌーをバラすのは組立より短時間ですみますが、乾かすという手間が入るのでパッキング積み込みでほぼ2時間かなー。
今回のツーリングのエピソードを語り合いながら撤収終了。
この名川を満喫し尽くしたので未練は少ないですね。
四万十川また行きたいなー。
次は長良川編かな。
おしまい