志水辰夫さんが大好きになった一冊。
志水辰夫さん本はもう二冊S評価があります。寡作ですが佳作が多い素晴らしい作家さんです。志水節が炸裂します。
さてあらすじ
警察官として将来を嘱望されながら退職を余儀なくされ、いまや裏の仕事で生きている主人公。
ふとしたキッカケから事件に巻き込まれ、やがて国家権力の恥部を隠滅しようとする警察権力の容赦ない抹殺の対象として追い詰められる。
逃走劇のなかで描かれる山中の孤独な老人との心温まる出会いと別れ。
終盤の幼馴染との邂逅。
国家権力はどこまで非情になれるのか。
人はどこまで優しいのか。
にゃこ丸、何度も何度も繰り返し読みました。
涙無しで読むのは無理。
評価S