九州のあま〜い醤油論

さて今日は唐突ですが九州の醤油をディスります。
九州出身の皆さん覚悟は良いですか?

全国的にみて醤油って普通はそんなに甘くないですよね。たまり醤油とか別にして。
あのキッコーマンとかキリッとしてますよね。

しかしながら九州、特に南部の大分、宮崎、鹿児島の醤油は異様に甘いです。
どんなに旨い刺身でもぶち壊してしまう甘さ加減。まだ塩で食べた方がマシかも。試してはないが、、。と言うくらいに甘い。
更に言うと、煮物はミリンいらずでそこそこ甘めに仕上がります。
鰻の蒲焼なんかそのままタレになりそう。

九州の人達は生まれた時から甘い醤油にまみれて生きてきてるのでその異常さに気付いていない。
そう言うにゃこ丸も東京に出て初めて知ったもん。Vivaキッコーマン!

キッコーマンを知ってしまって東京から初めて帰省した時に、お刺身と甘い醤油のアンマッチ度に改めてビックリしました。
あんなに慣れ親しんだ醤油なのに、そのままではとても食べられないので、車で近くのイオンに行って安心のキッコーマン小瓶をゲットして心ゆくまで地元のマグロを堪能し直しました。
その状況を怪訝な表情で見つめる家族たち。

でも笑ったのが、その年のお盆に再び帰省したとき、なんと家族全員がキッコーマンで刺身を食べてたんですよ。
ひと言「ほらね」と言ってあげましたわ。
現在において、我が実家には甘い醤油はおいてません。

実家で甘い醤油が必要なときって、柑橘の一種の橙で酢醤油を作るときにだけかな。
これだけは甘い醤油が合うんですよ。
これでフグのたたきを食べたらもう最高!
甘い醤油が必要なときは歩いて30秒の親戚の家に貰いに行きます。

何故そんなに甘い醤油が作れるのか?作ってしまうのか? 答えは簡単、地元醤油メーカーが工場で生産する際に甘藷等の甘味添加物で甘くしてるんですよ。
九州独自の麹菌で仕方なく甘い醤油が出来てしまうんではなく、わざわざ甘くしてるんですわ。

九州の頑固ジイサンが死ぬ間際
「一度で良いからキッコーマンでマグロの刺身を食べてみたかった!」
って言うとか言わないとか。

甘い醤油でしかお刺身を食べたことのない九州人よ、騙されたと思ってキッコーマンでお刺身を食べてみなはれ!

逆に甘い醤油を知らずに九州に行こうとしているあなた、キッコーマン小瓶をお忘れなく。
でも先ずは甘い醤油と刺身のコラボレーションを楽しんで下さい。
ハマる人もいるようなので。

投稿者: にゃこ丸

毎週日本のどこかを出張しているサラリーマンです。 好きなものは、お寿司、ステーキ、ANAダイヤモンドステータス、猫、芝犬、キャンプ、読書、映画、テレビドラマです。

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