店名から想像したのは、地場の大手チェーン店が展開している大箱の居酒屋さんかと思いました。
あまり期待せず店頭に辿り着くとそこには全く予想とは違った、酒呑みにはいかにも楽しそうな店構えが待ってました。
冒頭の画像がそれです。
どうです、いかにも旨い酒呑ませますよ、旨い肴準備万端でっせ!
という趣きですね。
こちらのコンセプトは判り易いです。
「ここ一軒で宮城県」
うん、強気である。この店構えからしたらその位の強気は欲しいところであります。
いよいよ店内に。
腰を折ってでないと通り抜けの出来ない引戸を開けて中に入ると、店構えから更に数段上をいく、「酒呑みかかって来いやー!」の様相。
どうなんるんだ今夜は?
と我が肝臓へのダメージに対する不安を煽ります。
店内はこんな感じです。
どうです、素晴らしいでしょう!
さて肝心のその中身、料理お酒の正体は?
いやいや、ご安心を、ほぼ完璧ですわ。
伊達藩の料理ををくまなく味わえ、地酒のラインナップも充実。
仙台の定番料理の牛タン焼き、焼き牡蠣、〆さば、なんかの鍋が覚えているメニューです。
その他も外している料理は無かったなー。
高校からの親友も同席していたのですが、仙台出張はここで決まりだー、と叫んでました。
一つだけ残念なのは、若いスタッフはとても人の良い方ばかりですが、少し元気がないねー。東北の方の奥ゆかしさなのかしらね。
伊達藩長屋酒場さんはウェブサイトも充実してます。
是非チェックしてみて下さい。
因みに、翌朝の我が肝臓は悲鳴をあげていました。
ごめんよ肝臓。許しておくれ。仕方なかったんだよ。
あんな店だからさ。
評価10:仙台出張の折は行かなきゃ損ですよ