関市の鰻の老舗:うなぎの名代辻屋
ボヤ並みに鰻の煙をモクモクさせてる老舗

岐阜県中濃地区にある関市。 刃物の町として有名。
関市関係では以前紹介したのは味噌かつの名店「明かつ」さん。

味噌かつ界の救世主 岐阜県関市:明勝

今回は関市に多い鰻の老舗江戸時代創業のうなぎの名代辻屋さんです。
何故岐阜の小都市である関市に鰻屋さんが多いのかと言うと、市内を清流長良川が流れているので美味しい鰻が採れていたと言う事と、刃物職人さんはハードなお仕事なので栄養価の高い鰻が昔から人気だった為のようです。

辻屋さんは、関駅から徒歩10分のところにあるお店です。
遠方の来客に備えて商店街にあるにも関わらず広めの駐車場も完備されているので車で行っても困る事はありません。

地元では一番有名なお店で、古くから親しまれている人気店です。お店からはうなぎを焼く煙がもくもくと上がっており、商店街の辺り一面に香ばしい香りが漂います。
でもこのモクモク度、老舗だから出来るんだと思いますよ。 煙の量はちょっとしたボヤ並みですから。冒頭画像の左端にその一端が伺えます。

お店は外装内装とも歴史を感じさせる奥行きの深い造りです。

蛇足ですが、トイレにも味わいがありますよ。

さて肝心のうなぎはと言うと、比較的しょうゆ辛さを感じられる味付けです。
焼き方は関西風のパリッと焼かれてるにゃこ丸好み。皮目の脂身も感じられて美味しいです。

肝吸いは追加料金なしで鰻丼に付いてきます。 鰻丼並み2610円。江戸より千円安くて旨い！

ひと月後江戸の神田駅前で食べた鰻は3600円でダメダメだったです。
それでもそこそこお客はあるのよねー。
謎だ！
関市うなぎの名代辻屋さんの評価:満点